船岡山

船岡山は、古くは信仰の対象でもあったと考えられていますが、
この船岡山を基点として、その正面の方向に朱雀大路を定め、
東を左京(東限は東京極)、西を右京(西限は西京極)としています。
船岡山はまた、大内裏の後ろ(北)にひかえる玄武(北方に配する四神の一つ)
の意味もあったと考えられています。

平安京の真ん中を南北走る一番広い道である朱雀大路を、
北の方角に進めていくと、この船岡山に当たります。
おそらく平安京建設時にこの山に合わせるように都の中心線を設定したのでは
ないかと言われています。
今宮神社創建の前はこの船岡山で疫病鎮めの祭祀が行われていました。

山は公園になっており、京都市内を見渡すことが出来ます。
(標高45m、海抜112m)
ここから真南を見ると右側が右京、左側が左京だったわけですが、
実際には右京はさびれ、左京の方に広がりました。平安京造営の際、
玄武の山として北の基点となり、
また、平安時代は大宮人の清遊の地として名高い場所です。
応仁の乱の際は西方の陣地となりました。
船岡山は平成7年京都府によって「京都の自然100選」第一号に指定されました。

西陣よもやま話