3月は弥生ですね。
弥生の漢字は「弥(いや)」と「生(おい)」が合わさっており、「弥」は、ますます・いよいよという意味があるそうです。
また「生」は、草木が芽吹くことを意味する漢字が使われています。
3月になると少しずつ春の訪れで暖かくなり、冬の間にじっと寒さに耐えていたたくさんの花や木草が一斉に成長する月なので、
「木草(きくさ)弥(いや)生(お)ひ茂る月」が「弥生(やよい)」と略されるようになったと言われているみたいです。
とても素敵なゆらいですよね。
【京都の行事】2025年3月開催おすすめイベント
3月の京都は、まだまだ寒さも残りつつも徐々に温かくなってきて春の兆しとともに桜の開花を待ち望む季節です。
ここでは、2025年3月に京都で開催されるおすすめのイベントを紹介します。
これらの行事を通じて、京都の春の魅力を存分に体験してください。
嵯峨野トロッコ列車 春のライトアップ&イルミネーション列車
下鴨神社 京の流し雛
- 開催日:2025年3月3日
- 場所:下鴨神社(京都市左京区)
- 概要:毎年桃の節句の3月3日に、下鴨神社内を流れるみたらし川で京人形商工業協同組合が主催しおこなわれます。
流し雛は、身の汚れを和紙でできたお雛様に託して水に流してそれを祓うという伝統行事です。
日本各地でこの流し雛は現在も残っていますが、下鴨神社の流し雛は古来の風習にのっとっておこなわれています。
流す人も、平安装束に身を包みお内裏様とお雛様として和紙のお雛様をみたらし川に流します。
非常に京都ならではの特別感のあるひな祭りですよね。
また、京都のひな祭りで飾られる「京ひな」は、古式のもので、他の地方とは「お内裏様とお雛様の位置」は逆なのが特徴です。
当日は着付け披露やひな壇での撮影会もおこなわれますので、京都の特別な「古式のひな祭り」をじっくり観察してみるのも楽しいと思います。
清水寺の春のライトアップと夜間特別拝観
春の嵐山 桜ライトアップ
上七軒 北野をどり
春のいけばな展
大徳寺 利休忌
- 開催日:2025年3月28日
- 場所:大徳寺(京都市北区大徳寺)
- 概要:こちらは利休の墓所がある大徳寺聚光院にて毎年行われる千利休の忌日を偲ぶお茶会です。
千利休は天正19年(1591年)の2月28日に秀吉の命によって亡くなりました。
その日を1か月繰り下げ、表千家は27日、裏千家は28日に法要が行われます。
まとめ
3月の京都は、まだ寒さは残りながらも、ようやく春の兆しが見え始めるほっとする時期です。
この盆地の厳しい寒さを乗り越えた歓びの時期という感じがして、開放的な雰囲気が少しずつ出てくるような気がします。
そんな春の訪れに京都にいらっしゃる皆さまの京都旅がより一層充実したものになるよう、弊社も様々なツアーを企画しています。
少人数でローカルならではの深堀ツアーをお探しの方、ガイドと歩きながらゆっくりと回るツアーをご希望の方は是非ご参加くださいませ。
京都・西陣の帯屋さん巡りツアー
京都・祇園ナイトツアー
美味しいお豆腐屋さんを巡るツアー
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