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鞍馬寺

左京区鞍馬本町1074
電話:741-2003
料金:大人200円、高校200円、中学、小学無料
時間:9:00~16:30
鞍馬弘教の総本山。歴史・丈学・芸術・自然の山でもあるが、
信仰の山として知られる。木彫毘沙門天・吉祥天女など、多くの国宝・重文が伝わる。
2013年3月更新

詳細
若かりし牛若丸が修行した所として有名な鞍馬寺の境内は、
京都盆地の北部にそびえる鞍馬山(570m)の南側の斜面に展開し、
昼なお暗い深い木立に覆われています。
鞍馬寺は、毘沙門天・千手観世音・護法魔王尊が一体となった
「尊天(そんてん)」をご本尊とし、
松尾山金剛寿命院と号する独立した鞍馬弘教の総本山です。
その歴史は古く、お寺の縁起によると、鑑真和上の高弟にあたる鑑禎上人が、
夢に出てきた白馬に導かれて鞍馬山に至り、奈良時代の宝亀元年(770)に、
毘沙門天を祀り、草庵を結んだのが始まりということす。
鑑禎上人の祀った毘沙門天は北天の守護神とされていることから、
平安遷都に際して、鞍馬寺は都の北方を守るお寺とされました。

その後、東寺の建設責任者であった藤原伊勢人という人が延暦十五年(796)に
千手観世音を併せて祀り、堂宇を建立しました。
さらに、護法魔王尊を範るようになり、鞍馬寺では、
護法魔王尊・毘沙門天・千手観世音の三身を一体として「尊天」と称して、
これをご本尊としています。
百年程経った寛平年間(889~898)に、東寺の峯延というお坊さんが入り、
寺院の形容を整え、鞍馬寺は、平安時代を通じ、皇室の尊崇もあって、
洛北の巨刹として大いに栄えていました。
その後も、公家や武士・庶民らの幅広い信仰を集めて栄え、
多くの僧兵を抱えて周囲の寺社と度々諍いを起していたと伝えられてます。
江戸時代にも幕府との聞係が強く、十院九坊を擁して発展しておりました。
しかしご多聞にもれず幾多の火災に遭い、その都度再建されてまいりましたが、
江戸時代の文化九年(1812)には全山が焼失してしまい、
昭和二十年(1945)にも本堂などが焼けてしまいました。
豊臣秀頼が寄進したという由岐神社の社殿が残っているほかは、
全ての堂宇は最近になって再建されたものす。
しかし、貴重な文化財はたくさん残されており、
中でも、木造毘沙門天三尊像と鞍馬寺経塚遺物二百余点が国宝となっているほか、
数多くの仏像や古文書などが国の重要文化財に指定されています。
昭和五十一年(1976)には与謝野晶子の書斎「冬柏亭」が
霊宝館の前に移築されております。
開山当時は律宗でしたが、その後、真言宗、さらに天台宗に属し、昭和二十四年(1949)に
独立して鞍馬弘教の総本山となりました。

今なお大自然の宝庫となっている鞍馬山は山岳信仰の聖地とされ、
山伏による山岳密教の盛んな所でした。
そのため、山の精霊ともされる天狗が住み、鞍馬山の天狗のボスが、
牛若丸に兵法を教えたといわれる僧正坊という大天狗だそうです。
鞍馬寺には牛若丸にまつわるお話や史跡がたくさんありますが、
ほかにも、「鞍馬の火祭り」や「初寅大祭」・「竹伐(たけき)り会式(えしき)」
など有名な年中行事やそれにまつわる話もたくさんあります。

2013-05-08撮影
鞍馬寺桜 鞍馬寺

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