京都の隠れた名所:特別ツアーの必見スポット

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こちらの記事では、京都旅行のリピーター様にもぜひ訪れていただきたい隠れスポットをいくつかご紹介します。

  • メジャーなスポットは一通り回ったから、少し違う場所に行きたい
  • 中心部から少し離れた場所も開拓してみたい
  • 京都らしさの残るスポットを静かに見て回りたい

という方におすすめです!

京都の隠れスポットでゆっくり過ごす

京都は世界中から訪れる観光客の方のみならず、日本全国からの観光客の方をを魅了する有名な名所が数多くありますが、その中にはまだあまり知られていない隠れた名所も存在します。
その隠れスポットを5つご紹介します。

【左京区】大原 宝泉院

左京区は京都市内の区では意外と広いのを皆様ご存じでしょうか?

その左京区の北の山里にある大原は、田園風景と山々、そして茅葺屋根の屋敷が建ち並び、非常に美しい景観と独自の文化があります。
大原の野菜や紫蘇、それらを使った柴漬けやすぐき漬けは有名で、大原に住む人たちは各家庭で今でも柴漬けを作っている方も多いです。

以前にNHKで放送されていた「猫のしっぽ カエルの手~京都大原 ベニシアの手づくり暮らし」という番組を観ていたという方もおられるのではないでしょうか?

ベニシアさんの暮らしは、自然に囲まれ、自然と一体となり自然を愛し自然と調和した美しい暮らしで本当に素敵でしたよね。

その大原の山里にある「宝泉院」が隠れたスポットの一つです。
このお寺は、静寂と美しい庭園で知られています。特に、宝泉院の庭園は「額縁庭園」と呼ばれ、建物の窓枠がまるで絵画の額縁のように庭園を縁取り、一枚の絵画のように見えることからその名が付けられました。

ここに来ることで、美しい庭園の景色を眺めながら、心を落ち着かせることができます。
また、時期によりますが、夜間には特別なライトアップが行われ、昼間とは違った幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

気温も京都の中心部よりも何度か低く、建物が少ないため空気が澄んでいるような気がします。
静かにゆっくり京都を感じることができる場所として非常におすすめです。

 

【北区】大徳寺

左京区のお隣の北区にある「大徳寺」は、多くの観光客が訪れる有名な寺院ですが、その中でも特に「大仙院」は見逃せない隠れた名所です。
多くの観光客と言っても、近くの金閣寺に比べればそこまで混雑はしていません。

大徳寺内の大仙院は、枯山水の庭園で有名で、その美しさは日本国内外で高く評価されています。
庭園は禅の思想を反映しており、石と砂で表現された山水画のような景色は、一見の価値があります。

訪れる人々は、静寂な環境の中で庭園を眺めながら、深い精神的な癒しを得ることができます。
また、大仙院では座禅体験や茶道体験なども行われており、日本の伝統文化を深く体験することができます。

それ以外にも様々な特徴のある庭がある大徳寺は、枯山水のお庭をじっくり見たい方や様々なお庭を一か所で見て回りたい方にとてもおすすめです。

 

【左京区】鷺森神社

さらに、左京区の「鷺森神社」も、京都の隠れた名所として訪れる価値があります。

この神社は、平安時代に創建され、長い歴史を持つ神社です。
特に、境内にある「白蛇池」は、伝説的な白蛇が住むとされ、神秘的な雰囲気を醸し出しています。

スサノオノミコトを祀る神社で、秋には紅葉がとても綺麗なのですが、中心部から行きやすいながらも少し外れており混雑していません。
また触ると良縁に恵まれる石もあり、一人旅でじっくり訪れるにも良い場所だと思います。


駅としては叡山電車の修学院駅ですが、隣の一乗寺駅までじっくり歩いてラーメン街道でお食事というのも楽しめますよ。
また、修学院離宮にも10分以内で歩いて行けますので、気候の良い時でしたらじっくり歩いて巡るのもおすすめです。

【北区】正伝寺

こちらは上賀茂神社からほど近くにある大変美しい隠れた名庭が「一見の価値あり」のお寺です。
京都と言えば「比叡山」ですが、正伝寺は比叡山を借景に取り込んだ素晴らしく絶景のお庭が見ものです。

とても静かで美しく、いわゆる「混雑していない京都」を堪能したい方には大変おすすめです。
また、あれこれ多くを見て回るというよりも、見るものは少ないけれどもじっくり味わいたいという方に特に良い場所ではないかと思います。

枯山水と比叡山を前に、じっくり時を忘れて瞑想するなんていうのも贅沢な過ごし方ではないでしょうか。
京都の静寂を是非とも体感しに来てみてくださいね。

【西京区】松尾大社

西京区にある「松尾大社」は、古代から酒造りの神として信仰されてきた神社で、その歴史と共に、酒樽が並ぶ境内の風景が特徴的です。
大社の社殿背後には、「亀の井(かめのい)」という松尾山からの湧水の泉があり、この亀の井の水を酒に混ぜると腐敗しないと言われており、醸造家がこれを持ち帰って混ぜるという風習が現在も残っています。

境内には、1975年(昭和50年)に完成した「松風苑(しょうふうえん)」という庭園があり、こちらは主に3種類の庭園からなり、

  • 「上古の庭」は上古風に磐座を模した庭園、
  • 「曲水の庭」は平安時代風に清流が流れる様を模した庭園、
  • 「蓬莱の庭」は鎌倉時代風に蓬莱島を模した庭園

となっています。

それに加え当初の計画になかった「即興の庭」というのもあり、これらは近代の作庭家の重森三玲最晩年の作でその代表的なものと言われています。

また、神社では、毎年4月に「松尾祭」が行われ、伝統的な儀式や神楽舞が披露されるため、訪れるタイミングによっては、特別な祭りの雰囲気を味わうことができます。

 

【右京区】嵐山 祇王寺

最後に紹介するのは、嵐山の奥に位置する「祇王寺」です。
祇王寺は、平家物語に登場する女性たちの悲しい物語に縁のある寺院で、その静かな環境と美しい苔庭が訪れる人々を魅了します。

特に、紅葉の季節には、苔の緑と紅葉の赤のコントラストが絶妙で、まるで絵画のような美しさを楽しむことができます。
祇王寺の静寂な環境で過ごすひとときは、忙しい日常を忘れさせ、心の安らぎを与えてくれるでしょう。

苔というのは何故あれだけ人を魅了するのでしょう。
苔むしたお庭を見ていると何故か時間を忘れてしまうのは私だけではないと思います。

まとめ

以上のように、時期にもよりますが、京都にはまだまだ知られていない、もしくは知られているけども比較的人が少ない魅力的なスポットがまだまだございます。

特別ツアーでは、これらの隠れた名所を巡り、一般的な観光地とは一味違った京都の魅力を発見することができます。
ぜひ次回の京都訪問では、これらの隠れた名所を訪れて、心に残る特別な体験をしてみてください。

北区の弊社も、特別なツアーを少人数で催行しております。
新たな京都の魅力をお届けできる内容となっておりますので、是非ともご参加くださいませ。
https://kyoto-tabi.jp/nishijin/

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