こちらの記事では、京都リピーターの方に向けてディープな京都観光について考えてみます。
- 京都は何度も来てるからちょっと新しい場所に行ってみたい
- 京都は観光客だらけだから少し外して静かに観光したい
- せっかく来たからメジャーな観光地以外も見てみたい
そういった方は結構多いのではないでしょうか?
では「ディープな京都」とはどんな京都なのかちょっと考察してみましょう。
尚、弊社ではメジャーではないコースの少人数の街歩きツアーを多数開催しておりますので、
- 静かに過ごしたい
- 混んでいない場所に行きたい
- 自分でなかなか行きづらいとこも見てみたい
という方は、お気軽にお問い合わせくださいね。
京都西陣の 職人たちと出会う旅[体験半日観光]
目 次
観光爆発で京都はもはや人だらけ?
2024年現在の京都と言えば、
- どこに行っても人だらけ
- 日本人よりも外国人ばかり
- バスにも乗れない観光爆発状態
などなど、なかなか大変な状況を想像する方が多いかもしれません。
実際、それは事実でもあり、弊社の周辺の北区でもたくさんの外国人観光客の方を毎日お見掛けいたします。
ちなみに北区と言えば、
- 黄金の舎利殿「金閣寺」
- 弊社のご近所大徳寺&建勲神社&船岡山
- 疫病退散の今宮神社
- 平安遷都で移った平野神社
- 上賀茂神社に下賀茂神社
など多くの有名な寺社仏閣があります。
歴史上のゆかりの人物を弊社のご近所で一部挙げてみると、
- 一休さん
- 弁慶と牛若丸
- 千利休
- 紫式部
と、時代は違えどこの辺りをウロウロ(笑)しておられたと思うと非常にドキドキ・ワクワクのメンツでございます。
なので、観光の方が毎日いらっしゃるのも不思議ではないですし、それは良いことでもあり、大変なこともあり、という感じです。
特に金閣寺行きの市バスで観光客の方を見ない日はありません。
京都のディープな場所とはどこのことか
観光爆発といっても、京都内でも全ての場所で起こっているわけではありません。
では、そもそも「ディープな京都」の定義とは何なのかから考えてみると…
- 観光客の少ない混雑していない場所?
- 観光客でにぎわっていない静かな場所?
- 観光客が簡単に行きづらい(不便な)辺鄙な場所?
- そもそも観光で行くようなメジャーなスポットではなくマイナーなスポット?
- 観光名所ではなくローカル民が普段行く場所?
- 京都の長い長い歴史上でこじれにこじれたややこしい場所?
- 心霊スポット?
などなど、「ディープ」と一言でいっても、人により様々な定義があるのだと気付きました。
そして私が声を大にして言いたいのは、京都自体がディープなので(笑)、そもそもシャロ―な京都は存在しまへんえー!ということです。
金閣寺や清水寺や伏見稲荷にたとえ観光客の方が殺到していようが、どのスポットも素晴らしいので「ディープじゃない」とは言えず、好みはあるにしても金閣寺より銀閣寺がディープだということもできません。
また、そこらを歩けば創業何百年のお店も普通にあり、ちょっとした空き地が遺跡だったり、ちょっとした井戸が千利休が水を汲みに来ていたり(笑)、京都自体が全体的にディープ過ぎますので、浅い・深いではなく、表現するとすれば、「メジャーかマイナーか」ということになると私は結論付けたいと思います!
京都でディープに楽しむなら地元民に話を聞いてみよう
とはいえ、京都の有名な(メジャーな)観光スポットはもう回ったから、それ以外を知りたいという方もたくさんいらっしゃると思います。
そういう時のおすすめは、やはり「地元の人に聞いてみる」です!
敢えて行先を特定せずに町ブラをしてみて、
例えば…
- 美味しいお店はないか
- おすすめの散歩コースはないか
- このお地蔵さんはどういうものか
- この商店街は何が名物か
- この鳥居はどこの神社なのか
- この古い建物は何ですか
などなど何でもよいのですが、質問してみると「ここは元々よしのぶさんのな~」なんて気軽な感じで、なんと徳川慶喜が出てきたり(笑)、歴史上の色々なお話を京都の人は親近感を持って話したりする方が多いです。
面白いですよね?
実際に私の家の近所に、何の変哲もない普通の同級生の家があるのですが、敷地内に古い井戸があって「ここは利休さんが汲みに来てた水やさかい~」とごくごく普通に言ってました(笑)。
なので、お話を聞いてみて歴史上の人物の当時のお姿を想像してみると妙に面白かったりします。
「歩いている人に声をかけるのはちょっと」という方は、お店の人とかでも良いので、是非地元の話を聞いてみてください。
思わぬ京都秘話が聞けて、それこそディープな京都を垣間見れるのではないでしょうか?
京都の人込みを避けてゆっくり観光するには
京都と言えば寺社仏閣めぐりが一番人気だとは思いますが、少し中心部から離れてみると、名前は有名でも比較的ゆっくり観光できるところはあります。
例えば北区・左京区辺りで言えば、
- 上賀茂神社(ゆっくりとした時間が流れています)
- 大田神社(本当の京都最古の神社)
- 正伝寺(美しい石庭に映える借景の比叡山)
- 下鴨神社(京阪電車の始発駅からすぐ!)
- 大徳寺(金閣寺に行く前にバスを降りて!)
- 船岡山と建勲神社(京の起点!)
- 平安神宮(巨大な鳥居は必見!)
- 貴船神社(叡山電車も楽しめます)
- 鞍馬寺(登山としてもビギナーコースです)
- 京都出町枡形商店街(あえて錦市場ではなく!)
- 北山通り(植物園や名画の庭、キャピタル東洋亭やマールブランシュの本店あり!)
このように、京都駅周辺や三条・四条あたりの中心部から少し外れると、京都を味わいつつも大混雑ではない状況で楽しめると思います。
京都西陣の 職人たちと出会う旅[体験半日観光]
まとめ
結論としまして、京都はどこに行ってもディープです(笑)!
ですが、定義を様々な角度からとらえてみると、やはり混み合ってなくて、メジャーとは言えなくて、中心地から外すというのがポイントかと思います。
弊社は金閣寺にほど近い大徳寺の近くにあり、それこそディープな地元密着型のツアーを多数催行しています。
短い時間の街歩きツアーもございますので、是非ともお気軽にお問い合わせくださいね。
是非ディープな?京都をご一緒いたしましょう。
お気軽にお問い合わせくださいね。
京都西陣の 職人たちと出会う旅[体験半日観光]