団体でワイワイ楽しめ、便利な貸切バスでの旅行を考えているが、車酔いが・・・という場合にこちらをご参考にして頂ければと思います。
バスでの車酔いが心配な方必見!「乗り物酔い対策」
なぜ乗り物で酔うのか?
バスだけでなく、乗り物酔いする方は何を乗られてもしんどくなられる方がおられます。
また、同じ乗り物に同じ時間だけ乗っていても、酔う人酔わない人がいます。
時には同じ人でも、同じ乗り物に同じ時間乗っても、酔う時と酔わない時があります。
耳の中の平衡感覚をつかさどっている三半規管が弱い方が比較的良いやすいとされています。
乗り物に乗ることで起こる揺れやスピードという外界の刺激がうまく脳内で処理しきれない時にも乗り物酔いが起こります。
乗り物酔いを防ぐためにしておくこと 出発前
体調を整えましょう
睡眠が足りていなかったり疲労があると、自律神経が乱れやすくなります。自律神経が乱れると、乗り物酔いを起こしやすくなりますから、出かける前には睡眠時間を確保し、体を休めるようにしましょう。
空腹の場合は、乗り物に乗る前に軽く食べるようにしましょう。
満腹でもしんどくなることがありますので、乗り物に乗る前のお食事はほどほどにしておきましょう。
柑橘類は消化が悪いので、できるだけ避けた方がよいでしょう。
また、アルコールは乗り物酔いには大敵です。乗り物に乗る前や乗っている最中の飲酒は避けましょう。
リラックスできる服装で乗車しましょう
からだを締めつける服装は乗り物酔いを起こしやすいので、リラックスできるゆったりとした服装がよいです。
意識をそらす
「酔うかも?」と思うと不安になり自律神経の乱れにつながります。
また、「酔う」という言葉に意識が行き、そればかり気になりだします。
楽しいお仲間との旅行だけをイメージしてみましょう。
酔い止め薬の準備
乗る前に酔いを予防してくれる酔い止め薬がありますので、使用上の注意をよく読んでから服用しておくことで、酔わなくなります。
昔、修学旅行などで、酔いやすい私はいつも先生にある「薬」をバスに乗る前にもらっていました。
不思議とそれを飲むと酔わずに楽しく過ごすことができました。
小学校卒業を前に先生に「あの薬、よく聞いたので、何だったか教えてください」というと、駄菓子のラムネだったことがわかりました。
「病は気から」、薬を飲んだから大丈夫という気持ちが本当に大丈夫な体を作っていました。
私の娘も乗り物酔いしやすかったので、「良く効く薬」といってラムネを飲ませていましたが、本当によく効きました。
中学生になり、「あれ、ラムネやで」と話すと、自分でラムネを買って出かけるときは持ち歩いています。
ラムネとわかってからも飲むと酔わないそうです。
乗車中に気を付けること
いざ乗り物に乗ってからは
- なるべく進行方向を見る
- 読書や携帯ゲーム、スマホなどは避け下を向いたり近いのものを見たりしないようにする
- 遠くを見てできるだけ視野を広く保つ
- リラックスする(お仲間との会話を楽しんだり、音楽を聴いたり、ガムをかむのも良いとされています)
これでも万一乗り物に酔ってしまったら
早目に酔い止め薬を飲む
「酔ってからでも効く」という酔い止め薬もあります。
車酔いし始めたら早めに飲むことをお勧めします。
ストレッチなどでリラックスする
ゆっくり鼻から息を吸い、口からはいてリラックスしたり、軽く動ける範囲で背筋を伸ばしたり、腕を伸ばしたりストレッチしてみましょう。
気を紛らわせる
「酔ったかも?」と思い始めるとそちらに意識が行ってしまいます。
お仲間との会話を楽しんだり、音楽を聴いたり気を紛らわせてみましょう。
吐き気がする際は我慢せず早めに対応
あまりギリギリまで我慢せず、早めに周りの方に酔ったことを知らせて対応しましょう。
吐き気がするときは、思い切って吐いてしまう方が早くスッキリします。